2018年09月19日
クックパッド株式会社

クックパッド、レシピ検索動向から北海道胆振東部地震における調理ニーズを分析
〜検索頻度が上昇したキーワードは「ご飯」「パン」などの主食、非常時にあると役立つのは「小麦粉」をはじめとした粉物〜

この度は北海道胆振東部地震により被災された皆様ならびに、そのご家族の皆様にお見舞い申し上げると共に、一日も早く平常生活に戻れるよう心よりお祈り申し上げます。

クックパッド株式会社は、2018年9月6日(木)に発生した北海道胆振東部地震と、2016年4月14日(木)に発生した熊本地震の発生以降のレシピ検索動向*から、被災地域における食生活の変化と非常時に役立つ食材について分析しましたので、お知らせします。
*レシピ検索動向:震度5弱以上の揺れを観測した地域(震源地からおよそ75km圏内)の地域で調査

■一時的にレシピ検索頻度が73.0%減の大幅減少。熊本地震時も同様の傾向
北海道のレシピ検索頻度は地震発生後に大幅に減少し、一時的に73.0%減となりました。その後、電気・ガス・水道などのライフライン復旧に伴って徐々に回復し、約3日で地震発生前の水準に戻っています。
熊本地震時は、前震発生時間が夕食後だったため検索頻度への影響が出ていませんが、翌日の検索頻度が大幅に減少しています。本震発生後に最も検索頻度が減少し、前震3日前に対して77.1%減となっています。

■地震発生直後の北海道の検索キーワードは「ご飯の炊き方」に集中
北海道のレシピ検索・閲覧データを分析し、地震発生前後で比較すると時間経過に伴い検索キーワードに変化があったことから、災害発生時に必要なレシピは日を追って変化していくことがうかがえます。 まず、9月6日(木)の地震発生以降「ご飯の炊き方」に関する検索が大幅に増加。これは北海道全域で大規模な停電が発生し、炊飯器が使用制限されたことから、土鍋や圧力鍋を使った炊飯方法が必要とされたためです。

【北海道のレシピ検索キーワードランキング】

出典:クックパッドの検索データ分析サービス「たべみる」
北海道胆振東部地震(震度5弱以上)の地域における、2018年9月3日〜9月9日の検索キーワードの推移

■北海道胆振東部地震と熊本地震の比較からわかる特徴
北海道胆振東部地震時と熊本地震時の検索キーワードを比較すると、どちらも地震発生の数日後に「パン」が上昇しています。特に北海道においては「パンの作り方」を知りたいというニーズが顕著に上昇しました。

一時的にスーパーなどで食材が品薄になる中、当社のSNSアカウントに寄せられたコメントによれば、小麦粉をはじめとした粉物は比較的手に入りやすい状況にあったことが分かっています。また、ご飯ばかりで飽きが生じた、停電によりパンの生産・入荷が止まっているがパンが食べたいなどの事情が重なり、自然とパンの検索頻度が上昇したと考察しています。 

また「パン」と組み合わせて検索されているキーワードには「フライパン」「牛乳なし」「ノンバター」があり、食材が限られていたり、電気が使えない状況でも作れるレシピが求められました。

【北海道胆振東部地震発生後の検索キーワード(検索増加率)】

【熊本地震発生後の検索キーワード(検索増加率)】

■クックパッドでは、災害時にも役立つ情報を発信
クックパッドは、災害発生時の生活において「食」が心身を支える鍵になると考え、これまで被災地への調理器具や食材の提供、災害時に役立つレシピ冊子の作成などに取り組んできました。
また、クックパッドニュースでは、電気・ガス・水などのライフラインが制限された状況下で役立つ食に関する情報をまとめた「災害時にも役立つレシピ集」(https://news.cookpad.com/articles/series/220)を公開しています。
今後もクックパッドは災害時に必要となる料理に関するノウハウの蓄積と、情報提供をおこなってまいります。

 

 

【非常時に役立つレシピの例】

 

クックパッドとは
会社概要
プレスリリースに関するお問い合わせ先