2019年11月26日
クックパッド株式会社

クックパッド、「食トレンド大賞2019」と「食トレンド予測2020」を発表
〜時短・節約の進化系「がんばらない丁寧なくらし」へ向かう生活者意識、大賞は「下味冷凍の肉おかず」〜

クックパッド株式会社は、2019年「食トレンド大賞」を発表しました。本賞は、クックパッドの検索データ分析ツール「たべみる」¹ や「クックパッドニュース」² のアクセス数などをもとに、今年を代表する家庭料理のトレンドキーワードを選出する企画です。あわせて、2020年のトレンド予測も発表しました。

■2019年は「献立のシンプル化」と「一点ごちそう主義」を実現

節約や時短・簡便ニーズなどを受けて、ますます「献立のシンプル化」が進みました。忙しい毎日のなかで毎食しっかり作らなくても、美味しく健康に過ごせる「一汁一菜」などの工夫が見受けられます。

また意識の変化として、少しのこだわりを楽しみたいという「一点ごちそう主義」の傾向が見られました。例えば具だくさんを楽しむごちそうおにぎりや、自宅で焼く生食パンなどが人気を集めました。

その他にも年に一度、梅干し作りなどの手仕事を簡易的・少量版にアレンジして取り組むような「がんばらない丁寧なくらし」を実現する料理の楽しみ方が支持されました。時短・節約・簡便を叶えながら、日々の生活を楽しみたいという気持ちが表れています。
 

2019年「食トレンド大賞」選出キーワード
（上段左から、下味冷凍の肉おかず／生食パン／バスクチーズケーキ／タピオカ／ごちそうおにぎり
下段左から、おかず味噌汁／保存袋でつくる梅干し／ふわふわ卵炒め／悪魔のチャーハン／非常時に役立つレシピ）

 
「食トレンド大賞」選出の10キーワードの紹介はこちら
https://cookpad.com/campaign/foodtrend2019

■大賞は“平日の調理を楽にする”「下味冷凍の肉おかず」レシピ

「献立のシンプル化」や「一点ごちそう主義」の影響で、今年特に支持された料理は「下味冷凍の肉おかず」です。味付けした食材を冷凍保存しておく「下味冷凍」は、調理前の下処理をすませているため、食べたいときに加熱するだけでおかずが一品完成する手軽さが支持されて、昨年比488.6%の頻度で検索されました。（「たべみる」より、2019年11月20日時点）

クックパッドで「下味冷凍」と一緒に組み合わされたキーワードは1位が「鶏肉」、2位が「豚肉」です。時短・簡便でありながら満足感を得られるおかずレシピとして、忙しい平日の夕食づくりやお弁当作りにも重宝されていることがうかがえます。（「たべみる」より、2019年11月20日時点）
 

■2020年は海外の料理に大注目！健康志向や食品ロスにも意識が高まる

2020年は台湾や韓国といったアジアをはじめとする海外の料理が、今年に引き続き人気を集める年になると予測しています。オリンピックの開催年ということもあり、訪日外国人が自国の食文化を日本に持ち込んだり、オリンピックで活躍した選手の好きな料理が話題になったり、ということが起こりそうです。

その他にも健康意識のさらなる高まりを受けて、プロテインなどを活用した新たなヘルシー料理の登場にも注目です。またSDGsで注目される食品ロス削減のムーブメントから、生活者の意識に変化が生まれる年になりそうです。
 

2020年「食トレンド予測」選出キーワード
（上段左から、半熟チーズケーキ／シェントウジャン（鹹豆漿）／食品ロス削減レシピ／レーリュッケン
下段左から、チーズボール／すいかジュース／エッグスラット／プロテインシェイク）

 
「食トレンド予測」選出の8キーワードの紹介はこちら
https://cookpad.com/campaign/foodtrend2019

 
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